11月 122013
 

All About によると。

■妊娠率を上げる5つのポイントとは?

 小学校や中学校の保健体育や性教育では、妊娠のメカニズムや避妊についての知識を習うことはあっても、将来、妊娠するための講義はなかったのではないでしょうか。そのため卵子や精子の老化についての意識が乏しく、結婚して性生活をすれば自然に妊娠するものだと思われている方が、今でもかなりの割合でおられるのが現状です。

 もちろん、40代でも妊娠力の高い方もおられますが、一般的にはかなり妊娠力が低下することがデータで示されています。よって、40代で妊娠を希望される方にお願いしたいのは、20代の感覚で妊活をしないでほしいということです。

 20代は自然に夫婦生活をしていれば1年で80%の方が妊娠すると言われています。しかし、40代ではまれです。でも、「まだ結婚したところだし、夫婦の時間を楽しんで、それから子どもを作りたいんです」という方がいるのも事実です。

 そこで、本当に子どもがほしいと望んでいる方に、私からはっきりと伝えたいポイントを5つご紹介します。

1. あなたが40歳以上なら、明日にでもクリニックに行くこと
2. 不妊治療を得意としているクリニックや病院を選ぶこと
3. クリニックへは夫婦そろって行き、検査を受けること
4. 検査結果の内容を問わず、治療を開始すること
5. 治療も生活習慣もできる限り可能性を追求すること

■1. あなたが40歳以上なら、明日にでもクリニックに行くこと

 妊娠確率を上げるためには不妊専門医の助けを借りることが最も確実です。不妊専門医はこの分野で何十年も勉強し続けているプロフェッショナルです。今の自分のカラダの状態を把握し、どのようにしていけば良いのかを話し合えるドクターと知り合えれば、確率は急上昇するはずです。

 それから、いつも言うことですが、あなたの人生において、今日が一番若い日です。だからできるだけ早く医療機関に行くことが、その若さを最大限に活用できるチャンスだと思ってください。

■2. 不妊治療を得意としているクリニックや病院を選ぶこと

 不妊治療の相談や検査に行くとしたら、不妊を専門にしているところ、得意にしているところを選んで行ってください。Webサイトに不妊治療について詳しい解説を書いていたり、ドクターのプロフィールに関連学会の学会員の表記があること、不妊関係の論文を書いていることなどがその指標になると思います。

 若い時であれば、どの産婦人科でも良いですが、40代ともなると時間との戦いですので、不妊治療に詳しいドクターを探し出すことが重要です。

■3. クリニックへは夫婦そろって行き、検査を受けること

 時間があまり残されていない状況ですので、夫婦そろって検査を受けて、お互いの状況を知るようにしましょう。たいていの場合、不妊治療においては女性が先走ることが多いのですが、精子が少ないという理由で妊娠しないというケースもあります。男性も協力して取り組むことが大事です。

■4. 検査結果の内容を問わず、治療を開始すること

 検査は早ければ2回の診察で終了しますが、その間もタイミング療法で確率を上げることは大事ですし、もし徹底的に確率を上げるのであれば、検査を終えたタイミングで人工授精や体外受精のトライもありだと思います。

 35歳までなら経済的な負担もありますから、明確な理由がないとオススメしませんが、40代は少ないチャンスを最大限に生かすためにも選択肢に入れておきたいところです。

 体外受精をやりながら、自然妊娠を目指すのも確率を上げることに結びつきます。また、体外受精と体外受精の間の期間も人工授精を入れて、常に妊娠の確率を上げていく工夫も大切です。

■5. 治療も生活習慣もできる限りの可能性を追求すること

 40代で妊活を行う場合、20代の発想では成功の確率が極端に低くなります。先日もある不妊専門クリニックの院長とお話をしていたら、こんな話をしてくれました。

 先日、42歳の新婚女性が来て、「自然妊娠したいのですが、どんなことに気をつければいいですか?」と質問されたそうです。そこでその院長は「ひょっとしてセックスをすればすぐに妊娠できると思っていませんか?」と聞いたところ、「えっ、すぐ妊娠するんじゃないですか?」と本当に驚いた表情をしていたそうです。

 そこで、年齢と妊娠率のグラフと、同じ年代の方が行われている不妊治療をお伝えしたところ、ショックを受けて帰って行かれたそうです。でも、これは珍しいケースではなく、高い頻度であるそうです。

 医学的な知識と触れることなく過ごしてきた方にとっては、高校や大学からその分野の知識習得と考えが欠落してしまっていることがあるかもしれません。

 これから妊活をする方は、ドクターから「効果があるので試してみましょう!」と勧められた方法は積極的にチャレンジしてほしいのです。悔いのない治療への姿勢が結果を出すことにつながります。

 しかし、40代の妊娠希望者の増加に乗じて、能力もないのに宣伝を上手に行い、どんどん治療させるクリニックも残念ながら存在します。よって、できるだけ不妊治療に実績のあるドクターやクリニックを選ぶようにしてください。

 Posted by at 2:48 PM

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